ブラームス1番というと僕はどうしても、ロンドン響との来日
がFMで流れたときの演奏が頭から離れません。DG盤は、今、
聴き終わりました。感想は終楽章が好いですね。第2楽章は、
ロンドン響とのが綺麗でいいなという記憶があります(当時残
念ながら生では聴いていません)。それに比べて、今聴いた第
1、第3楽章は、僕には印象が薄かった。
終楽章、長い序奏の終わり辺りから「好いぞ、好いぞ」と楽し
みました。どうもチェリビダッケの掛け声が聞こえると「好い
ぞ」と思うようです、僕は。主題の提示が終わって、主題が順
次展開されるあたりが面白い。序奏でホルンとフルートで出る
有名な旋律が、展開され尽くした辺りが爆発する :-) ようで
好いですよ。ロンドン響の来日録音ではもっと間があったよう
ですが、このシュトゥットガルトではキビキビしていてこれは
これで面白い。言っても仕方がないですが、生で聴きたい。
-- Akira Tagata <akira at wizvax.net>, <tagata at ibm.net> Tokyo