- マゲイ
- アロエ
- ワナルポ
- プヤデレイモンディ
昨晩はこの短信を書こうとしたのにどうしても植物の名前が思い出せずにいたため寝てしまいました。ところがどうしたことか、昨晩、夢心地の中で名前を思い出したため朝に短信を書いています。
ということで本日の主題はペルーの珍しい高山植物です。一枚目の写真はマゲイという植物です。巨大なアロエのようですがむしろゆり科でランの一種です。いろいろな種類があって、薬草であったりお酒の原料となったりするものもあるようですが、ペルーのこの種類は特に繊維をとって紐や民芸品の材料にするようです。また山岳地では根をしっかりはる特性を生かして、土地の侵食を防ぐために植えていることもあるそうです。
次の写真はワナルポ(つづりはhuanarpo)といいます。4000m以上の高地に生息する薬草です。というよりはっきりいえば精力剤です。案内の人によると白い樹液が大変よく効くそうです。これは山岳部を車で走破していた途中で岩場に生息するするワナルポを見つけて撮ったものです。手に樹液がついたのでその後で立小便をするときに付かない様に気をつけたものです。この植物にはおしべとめしべがあって(当然ですが)おしべは精力剤、めしべは減退剤だそうです。ホンとかなと思いますが試しませんでした。
最後の写真はプヤデレイモンディと言います。プヤは確か槍という意味だったと思います。どこの国か忘れましたがレイモンディさんという人が発見した100年に一度花を咲かすという珍しい植物です。これは高さは数メートルですが、その100年に一度花を咲かす直前にはググーと植物が伸びて長いものでは10メートルくらいになるものもあるそうです。花が咲く瞬間を見てみたいものです。