「録音」については、イマイチ。
広がり感がなく、遠いところで鳴っている感じです。
(逆の意味では、サントリーの2階正面で聴いてるような感じ?)
僕はサントリー二階正面が好きです。ブルックナー・チクルスもここで
聴きました。中里さんとは逆の意味ですが、良さそうですねえ。
しかし、演奏そのものはサスガ!って感じです。
ミュンヘン時代は、やはりノッペリ感も免れなかったところがあったと思うのです
が、
テンポも、デュナーミクもメリハリがあって、小生が今まで聴いた、同曲の中でも
最高位であることは間違いありません!
1番終楽章は、チェリビダッケだと二つの主題が際立って対峙している
感じが良く分かります。あのゴテゴテした1番がすっきる聞けるんです
から、それもちゃんとソナタ形式として。残念ながら生で聴けなかった
のは残念でした(ロンドン響来日時に知り合いが券をくれる様な事を言
ってたんですが)。
もう、全4曲が早く聴きたくってウキウキしてしまいます!
皆様にとっても、最高のクリスマス・プレゼントとなることを!!
PS 次回は、DGからシュトッツガルト時代のブルックナーが発売されると
アナウンスがあったようですが、これはボツになって、他の曲を発売
するよう検討しているとのことです。
何かわかったらまた報告してください。映像は出ないですかね。
シェエラザードが見たいんですよ(あれはミュンヘンでしたっけ)。